「もう、五時だ。私帰らなきゃ」

立ち上がる流愛。


「今日、ご飯食べて帰らない?
優瞳のパパ迎えにくるからそん時に送って貰えばいいぢゃん」

悪いよ、と顔を横に振る。


悪いよってたぶんご飯食べて帰るってのと、送って貰うに対してだろう。


「「いいから」」
と宥めると、わかった、と笑った。


「家に電話しとくよ。」と、携帯片手に部屋を出てく流愛。