「まぁ、いいや。部屋行こう」

「ぢゃあ、お茶とお菓子持って行くわね!」

なんだか張り切ってキッチンに消えてくゆゆママ。


部屋は、二階の奥。


「さぁ、入って入って。

適当に座って。流愛はここね」


ゆゆの隣を指差す。


「だって、流愛ほっといてたら押し入れとかに隠れてそのまま、馴染んでそうだし」


たしかに……


挙動不審な感じだし。


「あっ、そうだ。優瞳にずっと内緒にしてたんだけどこれ…………」


棚から一冊のアルバムを出すと、私に差し出す。


アルバム………ー?