★優瞳side★


私は、帰ってく廉くんの後ろ姿を見送っていた。


初めて彼に会った時のモヤモヤは、幼なじみだったからみたいだった。

廉くん…………ー


どんか気持ちで今まで生きて着たのかな。


お母さんが、事故で亡くなったのは、大人に聞いても何一つ教えて貰えず、16年間教えてくれない真実。


知った所で、そんなことで嫌いになれない。

「優瞳、早く帰ろう」

ゆゆが、手招きする。


「流愛も、なにしてんのいくよ」


3人は、教室を後にした。