「優瞳、俺と結婚して下さい。まだ出来ないけど、予約しとく。

絶対幸せにするから。


君と幸せになりたいんだ」

俺の言葉に、優瞳の瞳が揺れた。

頬を涙が駆けた。

泣く優瞳を抱きしめた。

正面から見据える。


「大好き、廉くん」


私は、きっとずっと彼が好き。


私達は母の墓の前でキスをした。