★瞬side★

登校して、一番始めに合ったのは気になる存在の天宮 優瞳。


そして、隣に歩くやけに顔が整ってる男に目が行く。


必要以上の密着手を繋ぐ二人に付き合ってくることはすぐにわかった。


天宮が、普段見せない顔で笑ってるから……ー


なんだか、ムシャクシャして、靴を踏み鳴らし歩いた。


「むかつく!」

廊下で立ち止まり、大声で叫ぶとすぐ近くにいた男が、俺!?、と情けない声を出す。


それを無視して、教室に入るとすでに二人は着ていた。