「浮田、ポップコーン小さいのでいいだろ? 俺、そんな食べねーし」
「うん、ならそれでいいよ。あっ、味はキャラメルがいい!」
「甘いじゃん。塩味にしよーぜ」
あんまり食べないんじゃないの?
「キャラメルにして星野くんはコーヒーブラックにすればいいでしょ」
「はぁー? なんでだよ」
「ブラックならポップコーンの甘さがちょうど良くなるじゃん。あたっ!」
つらつらと言葉を連ねてたらデコピンを食らってしまった。
「すみません、コーラひとつとポップコーンのキャラメルSサイズひとつ、あと……おい、呆けてないで何飲むんだよ」
「えっ、あ、ああ……えっと……オレンジジュースひとつ……」
呆けもするわ。あんなに頑なに拒否した癖に、いとも簡単にキャラメル注文しちゃうんだから。
星野くんって、ツンデレなの?



