さっきまで寝ていたヤツが、今は元気いっぱいに瞳をキラつかせている。
「星野くん」
「んー?」
「週末、どーするか決めた?」
ねぇ、知ってる? 週末ってもう、明日なんだよ。
そう言いたげにジトっとした視線を彼に送りつける。
けど、星野くんはそれすら気づかない様子で、あたしには目を合わせようとはしない。
一体いつまで待たせる気なのだろうか。
あたしにだって予定くらいあるわけで、いつまでもそうやって決めてもらえないのなら、予定は立てれないんだけど。
「そーだな。明日はもう土曜日か」
「そうだよ。どーするの、映画。明日行くの? それとも明後日?」
グイッと詰めてみると、星野くんはあっさりと言葉を吐き出した。
「じゃあ、明日にするか」



