星野くんの視線を感じる。
今きっと、星野くんはあたしの事をじっと見てるはずだ。
ツンとした冷たい空気がやけに肌に突き刺さる、そんな感じが、星野くんがいる側から感じる。
「美味いか?」
「うん」
なんて、ちょっと味が分からなくなってる。
美味しいハズなのに、他のことに気を取られてしまったせい。
チラリと視線を動かして、星野くんを見やる。
すると、鼻の頭と頬のてっぺんをほんのり赤らめた星野くんが、あたしから視線を外した。
星野くんがほんのり赤いのは寒さのせい。
けどきっと、それ以外もあるんじゃないかなぁ。
ねぇ、星野くん。
そーだよね……?



