いきなり花嫁とか、ふざけんなです。

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と、いうことで。

お昼ごはんを食べた部屋で、マリィちゃんと席に着きます。


私一人では、ここまでたどりつけるかどうかが微妙だったので、マリィちゃんがいてくれて本当によかったです!


私とマリィちゃんが部屋に着いたときにはもう、食事は並べてありました。

本日の夜ごはんは、パンとグラタン、そしてニンジンのスープです。

ほかほかと湯気が出ていて、どれもとっても美味しそうです!


「いただきます。」
「いただきます。」


私の声とマリィちゃんの声が重なりました。

そして、


「ん〜♡」


どれも、ほっぺがとろけそうなほど美味しいです!


「ふーふー。」


マリィちゃんも、冷ましながら美味しそうに食べています。

どうして、こんなにひとつひとつの動作が可愛いんでしょう?


「マリィちゃん、火傷には気を付けて下さいね。」

「あ、ありがとうございますです……。」


うーん、マリィちゃんはまだ緊張しているみたいですね。

でも、それは仕方がないのかもしれません。

この歳の子は、私たちの年齢が大人に見えるものです。

私をこうやって迎えに来てくれたのも、結構な勇気がいたに違いがありません。


「こちらこそ、ごはんを一緒に食べようと誘ってくれてありがとうございますね。」

「はい……!」


お礼を言うと、パッと純粋無垢な笑みが返ってきました。

うん、癒されます!!


「ルルさん……お姉さんみたいです……。」

「そうですか?」

「は、はい……!優しくて……。」

「うふふ、呼び方『おねーちゃま』でもいいですよ?」


なーんて、勿論冗談です。

きっとマリィちゃんも、恥ずかしがって首を横に振るでしょう。

……と、思っていたのに。





「お……おねーちゃま……?」





「っっっーーーー!?」


なんとなんとなんと!!


ひぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

なんなんですか!?

いえ、いいですよって言ったの私ですけど!!

なんですか!?

なんでそんなに可愛いんですか!?

なんでそんなに破壊力抜群なんですか!?

一発でKOですよ、試合終了ですよ!

この子のお兄さんが本っっっ当ーーーーに羨ましいです!!!!


「もー、マリィちゃん、可愛すぎます!」

「えっ……あ、ありがとうございますです……。」


マリィちゃんは、言われなれていないのか赤くなって下を向いてしまいました。

そして、


「おねーちゃまも……その、とっても綺麗です……!」





はい、ここにルルは安らかに眠ったことを記しておきます。




……ってぐらい、かわゆいんですぅぅぅ!!

心臓が止まっちゃいそうでした!!





てな具合で、私たちはすぐに打ち解けることができました。





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