会話のない気まずい空気が流れていく。 こんな時間ってどうしたらいいのか分からない。 帰りたいけれど、明日からはおばあちゃんの家に帰るし、今度こうして健太郎くんと話せるのは新学期が始まってからになる。 やっぱり別れるのなら今しかない。 と決意したときだった。 時間設定がされているのか、公園の街頭が灯り、同時にフェンスと数本の木に飾られたイルミネーションが点灯して、控えめなクリスマスを演出し始めた。 予想外のロマンチックな雰囲気に、もう成す術もない。