「ここだよ…助けて…」 振り替えると目の前に少女がいた。10歳く らいの女の子だった。こちらをじっと見つ めている。 …そうだ!悔しみに浸ってる暇はない。こ の少女を絶対に助け出すんだ! 俺は少女を抱え救出した。 そして、消火活動は終わった。 家の面影はもうない。 あと数分遅れていれば少女と俺は死んでい た。