君と僕の白昼夢



「卓、起きて」


日和…。

日和の声がする。

俺は起き上がった。

賑わう教室。俺を見下ろす日和。


時計は12時10分だった。


教室の真ん中でさわぐやつら。

端で本を読むやつら。

廊下で話し込んでるやつら。

俺を起こす日和。

カーテンから射し込む日差し。

消されていない黒板。


全部全部、3回目。


あれは…夢なんかじゃなかった。

もう一度体験してきづいた。

そして…

「今日…5月14日?」

日和に聞くと…

「そうだよ」