海へ響く声



…そうだ。


…思い出した…。


…私…自分から飛び込んだんだ…。


じゃあ…この上は…。


嫌だ!


戻りたくない!


「…うみ…」


司…?


司の…声…?


「うみ…ごめんな…。何も気付いてやれなくて…。守ってやれなくて…ごめんな…。今度こそ…守りたいから…。頼むから…目を…覚ましてくれよ…!」


…つか…さ…?


溢れだす涙


後悔


愛しさ



「…もど…りたい…」


どんどん溢れる涙と愛しさ


「司…司に…会いたい…!」


ードボンー


一気に水上に引っ張り上げられる。


司…。


ートロン…ー


瞼がトロンと落ちてくる


「…つか…さ…」