「凡人的な女子高生ならば、呼び出しイコール告白って想像するでしょうが!」
・・・夏希は何を言っているんだろう。
「常識はずれなのはあなたでしょうが、夏希。大体、世の中に危険が溢れているこのご時世、そんな夢物語のようなピンク色の頭じゃ、そのうち悪い人に上手いこと扱われるわよ。」
うんうん。ゆらの言っていることは確かに正しいと思うけど、この学校ってそんなにグレてたっけ・・・?
って言ってる間に昼休みの終わりが刻々と近づいている!
「ごめん、もう時間がないから行ってくるね!」
「あっ、ちょ、話は終わってないわよっ。紬ー!」
ゆらの声を無視して屋上階段を駆け下りる。
誰かわからないけど相手のためにも急がなきゃ!
そして空き教室の中を覗くと一人の人影が見えた。

