「えっ、いかにも怪しすぎない!?だって、名前なんてどこにも書いてないし、誰が書いたのかわからないじゃん!」
「あのね、紬。これは金よ!カツアゲされるよあんた・・・!」
・・・と、おっしゃると思いました。
「で、でもさぁー、なんか大事なことかもしれないから行っといたほうがいいよね?」
途端、はぁー。とゆらが深いため息をつく。
「これだからお人好しは・・・。」
「もーいいわよ。そのかわりカツアゲとか危ない目にあっても知らないからねっ!」
ゆらは呆れたように言い放った。
「あっ、カツアゲかもしれないから一応お金は持って行ったほうがいいかな?」
「そうしなさい。でも大金は持って行かないでね。」
私とゆらの会話を黙って聞いている夏希。
なぜか何とも言えないような表情をしていた。
「え、ゆらと紬は呼び出しイコールカツアゲだと思ってるの?」
夏希が私たちに問いかける。
「え?逆にカツアゲ以外に何が予想されるわけ?」
ゆらが社会の常識だと言わんばかりに即返答する。
「え、私はゆらほどではないけど、どちらかといえばカツアゲ寄りだと思う・・」
だって、私は悪いことなんてした覚えがないし・・。
はぁー。と今度は夏希が深い深いため息をついた。
「あのねえ、君たちは夢がないなー。」

