紬ぎ、紡がれ、君に恋して。



キーンコーンカーンコーン・・



四時間目も無事に終わり、昼休みの時間となった。







「ゆらー、夏希ー。ご飯食べよー」





二人のもとに向かい、いつも通り三人で屋上に向かう。










ギイ・・・。


少し重い屋上のドアを開けると、少し肌寒い風が頬を撫でた。









「今日は少し風が強いから手前の方で食べようか。」



夏希がそう言い、私たちはドアの真横で弁当を広げる。







今日のお弁当の具材は相変わらずの昨日の夕飯の残り。




また野菜炒めか・・・と思いつつも食べないわけにもいかないので、仕方なく口に運ぶ。







3人、黙々と弁当を食べる。





・・・そういえばこの時間帯になると山神先生が姿を現すのがいつものオチなんだけど、今日は珍しく来ないみたいだな。



まあ、なにかと忙しくなる時期だしね。






・・・じゃあ、そろそろ本題に入ろうかな。




私は制服のポケットから紙を取り出した。