紬ぎ、紡がれ、君に恋して。



ガチャ。




噂をすれば例の変な人が来た。




ゆらの顔が曇る。





ちょ、弁当落ちるよっ!






「ほんと相変わらず凡人とかけ離れた会話してるよな。このグループ。」





黒っぽい茶色の髪がさらさらと揺れる。





今日はなんか一層おしゃれに見える。





会議でもあるのかな。





「先生、タバコ吸ったらさっさと戻ってくださいね。煙たいんで。」


おお、ゆらの塩対応でました。




声のトーンががらっと変わって怖い・・・。




「あの、先生って恋人何人いるんですかー?」


な、夏希ー!
そんなにフレンドリーに話しかけるとゆら様がお怒りになるに違いない!


ゆらを見ると、無言で弁当を食べていた。



以前にゆらは夏希に先生の悪口をすべて明かした。




私たちを甘いくさいセリフで誘ってきたのよ!・・とか結構盛ってたけど・・。