紬ぎ、紡がれ、君に恋して。


キーンコーンカーンコーン・・・



あ、予鈴だ。そろそろ戻らないと。



「あ、じゃあ私もう行きます。」



「おー。」


「くだらない話ばかりしてすみません。」



「いや。むしろ少し安心したわ。同じ気持ちの人がいるんだなーって。・・・寄り道すんなよー」


「・・・わかってますって」





パタン。屋上の戸を閉める。




山神先生はゆらが言うようにチャラチャラしてて面倒な先生だと思っていた。




けれど、色々考えているんだな。



学校1若い先生って聞いたから、思考能力などもも私たちぐらいのレベルだと思ってたけど実は違うんだ。


本当はどの先生よりも私たち生徒のことを考えてたり、タバコ吸ったり、悩みとか抱えてたりするんだ。





「このクラスでよかったかもしれない・・・」



気づいたらそんなことを口にしていた。


自分の発言に驚きつつも周りに人がいないか確認する。




・・・・というかそろそろ時間やばいんじゃ・・・。





少し走って教室に向かった。