紬ぎ、紡がれ、君に恋して。



・・・・・・・・。

沈黙が続く。







「・・・・・先生」



「ん?」



「帰らないんですか?」



「え?だって別にほかにもここに用があるし。」




え、うそでしょ・・。さっきのゆらの予言は当たるんじゃ・・・。



私はすぐに蹴れるように弁当を片付けて立ち上がる。







・・・先生がこっちに近づいてくる。





距離が1メートル以内に入ってきたら蹴る。も、もしくは、殴るぞ・・






「鈴宮、煙とか大丈夫?」




「‥‥え?は、はい…」



「そっか。じゃ、失礼します。」




先生はライターと煙草を出した。






あ、タバコか・・・。






先生って吸う人なんだ。






フーっと煙を吐く先生の横顔はやっぱり整っていて綺麗だった。






「・・・・なあ。俺と鈴宮さ・・、どっかで会わなかった?」





「え・・・」



「・・・・ってそんなはずないか・・。でもなんか会ったことあるような気がすんだよなー」


・・・これはどんな奇遇だろうか。




「・・・実は私もそう思ってたんです」