年下でもいいですか?

ごちそうさまと蓋を閉め、袋に戻す。

「今でさえ大変なのに女性の事務は足りてるからいらない……って部長が思ってくれるとありがたい。
あの人平和主義だからな。
そのわりに残業押し付けてくるから、野崎来たら大変かも」

「本人は二課がいいって言ってるんだけどな。」

「二課は二課で忙しいぞ?」

「俺も昔は二課に居たんだけど、今じゃ人事部って名前こそいいものの、ただの小間使い!」

「俺はどの仕事でもないと困ると思ってるがな?」

「あいつがどこの部署に移動願いだすかわからないけど、
彼女の復帰に一課は不味いんじゃないのか?」

「それは考えたんだけどさ……」

「今人事部は人手不足なんだが?」

「また同じことにならないとも限らないからとも思ってる」

「俺が上司になるんだぞ?
それに、彼女はかなり仕事ができると聞いたから、
直属の部下で良いと思ってる」

「できるか?」

「秋に復帰できるのであれば枠はあるよ」

「頼む」と頭を下げる。

「おい!頭あげろって。
純粋に今人が足りないんだよ。
一課には戦力にはなるだろうが、
こっちに来ても事情がわかっている以上力にもなれるから。
それに、俺は結婚してるから浮気相手にもならんだろう」と笑う。