年下でもいいですか?

行くと缶コーヒーを渡され、みんなが勢揃いしていた。

「これ、内のから。
男じゃわからないでしょ!って渡された。
入江さんに渡したらわかるって言ってたけど」

ちょっと中を見てみて、なるほどと思った。

「ありがとうって伝えておいてくれ。
これは男には無理だわ」

「中身なんなん?」

「男になくて女性にはあるもので必要なもの」

「あぁ」とポンとてを叩く。

「ほんで、今どんな具合なん?」

「今は薬とかで眠ったり起きたりしてる。
俺もしばらく泊まるし、明後日手術することになったんだ」

「昨日はそんな話しなかったぞ?」

「今朝言われたんだよ。
だから明後日は一日休むから。

俺の有給の申請取り下げておいてくれないか?
こっちに回したいんだけど」

「明日やっとくよ」

「何で言ってくれなかったんだとか思うけどな?
こうなる前に知ってたら俺たちだって出来ることがあったかもしれない」

「こんなことになるとは思ってなかったし、
今でもお前は家庭があるし、長谷川だって彼女いるし、野崎だって昇進試験あるだろう?
バレたら言おうと思ってたんだよ」

「とりあえず、情報は共有しとこうぜ。
後見舞いは落ち着いてからにするから」

「みんなありがと」