年下でもいいですか?

化粧をとっているせいか、かなり顔色が悪い。
水分だけでもと少しのんでもらったが、
すぐに吐いてしまう。

とにかく横になるようにと寝室につれていくが、
ベッドしかない。
それもワイドダブル...

明日のことを考えながらも、側にいるからと一緒に横になる。
腕枕は嫌いなのか、くっついてはいるものの、
なかなか寝付けないらしい。
気も緩んだのだろうか、体が物凄く熱い。
体温計で熱を測るが、39℃を越えている。

「俺車できてるから、病院いこ。
このまま家で寝ててもだめだと思う。」

彼女はいやがったが、半ば強引に着替えさせる。

先生から名刺をもらっていたのでかけると、
すぐに出てくれた。

「お忙しいところすいません。大山です。」

「あら、どうかしたの?」

「明日の予約なんですけど、今水分をとらせたんですが全部はいてしまって...
熱も39℃越えているので病院にいこうと思うので明日の予約はキャンセルでもいいですか?」

「今私病院に来てるから、診てあげるわ。
入院のしたくしてきてくれる?」

「え?」

「最初からそうしようと思ってたのよ。
それに熱が高いから、脱水が怖いわ。
どのくらいで来れるかしら?」

「3・40分ぐらいで。」

「夜間受付で名前いってくれたらいいようにしておくから。」

「お願いします。」