年下でもいいですか?

「お前考えがあるとか言ってただろ?
何かすんの?」

「明日次第かな。」

「内緒かよ!」

「ぶっちゃけその時に考えるけど。
じゃぁ、俺何か買って持っていくから行くわ。」

「あ、駐車場は共有みたいだから止めれるぞ。」

わかったといい、喫茶店を後にする。

スーパーに寄り、お茶やゼリー等を買い自宅に戻る。
軽くシャワーを浴び、バッグに明日の服を入れ、ジャージで車に乗り込む。
車はクラウンだが、止めれるとのことなので問題はないだろう。
連絡してからとも思ったが、寝ていると悪いと思いやめた。

ナビに住所を入れると、車だと10分もかからないところに表示される。
「近いな...」

信号待ちも特になくすぐにアパートにつくが、
今になって緊張してくる。
部屋の前に着いたのはいいものの、
初めて来て泊まらせてって言うのもなんだかおかしな話だ。

思いきってチャイムを押す。