年下でもいいですか?

そのまま近くのバーへ移動し、
軽めのものを頼む。

緊張しているからなのか、結構飲んでいるのにあまり酔ってはいない。
あまり遅くなってもと思い、時間を気にはするが、
彼女はマイペースに飲んでいる。

「そういえば、いつも社食で見かける人たち...」

「あぁ、長谷川は知ってるでしょ?
後は腐れ縁と同期の奴。
1人は結婚して子持ちで、この間の有給のときに旅行に行ったんだけど、
子供へのお土産にぬいぐるみ買ったんだよ。
男1人でぬいぐるみは恥ずかしかったな。」

「結構長い休暇だったような...
私も1人で温泉とか行くけど、
必ず水族館行っちゃって、ペンギンのぬいぐるみ買っちゃう。」

「へー。
今度行く?」

「行く。
1人じゃショーとか見ても楽しくなくて。」

「俺まだ有給残ってて、部長に今のうちにある程度消化しておいてくれって言われてて。」

「私も言われたけど、1週間分は残したいかな。」

「お盆休みがもうすぐだから、前後でとれば混まずに行って帰ってこれると思うんだけど。」

「同じ日に取ったら怪しまれるかも。」

「そろそろ言っておいた方がいいし、
うちの課は早い者勝ちだよ。」

「三課はいつでもとれたから、
ここは甘えて課長補佐に休暇届出せばいいかな?」

「そうしてください。」