年下でもいいですか?

「お前予約取れてから言えよ......」

「あ、そうだった......」

「ちゃんと取れたから。
市川は......まだ電話か。

なぁ、結婚式はどうするんだ?」

「あーーーーー!
親に言うの忘れてた!」

「お前はバカか!
すぐに電話しろ!」

家に電話を掛け事情を話し、相手の状況も話し、
年齢まで話すと、まぁいいんじゃないか?
落ち着いたら一度来なさいとだけ親父に言われた。

その事を話すとさっぱりした親父だなと言われたが、
昔から両親とも自分で決めて自分でなんでもやりなさいって人達だったから、
何となくはわかっていたが、改めてさっぱりされるのも嬉しくない。

電話を終えた市川が、長谷川に大丈夫だったとだけ言い、
とにかくタイミングだからなとだけいわれてしまった。

「なぁ......」

「ついていかないぞ?」

「当たり前だ!
この店なんで知ってるんだ?」

「テレビでもやってたし、ここのオーナー、俺の親戚」

「マジで?」

「マジ!
中々良い感じだぞ。
俺は家族で行っただけだけどさ」

「俺、どうやって頼むのかも知らないんだけど?」

「と思って、お任せにさせてもらった。
ノンアルコールのシャンパン出せって言っといたけど、
お前が飲むなよ?
お前のは普通のワインだ」

「悪いな。
あと仕事なんだけど」

「なるべく来てもらいたいんだけど、体調次第だろうな」

「たぶん働くとか言いそうなんだけど。
とりあえず、様子見ながらってできないか?」

「あまり酷いようだったら診断書があれば休めるぞ?
正社員だし」

「そうか。
話してみるよ」