年下でもいいですか?

「ほんとに捨てちゃうかも?」

「そうならないように努力する。」

「だったら、条件があるんだけど。」

「どんな?」

「会社では内緒にしてほしい...
大山さんモテるから。
結構狙われてるの知ってた?」

「マジで?
知らなかった...
わかった。内緒でいいし、会社では上司と部下でいい。」

「結婚考えてっていってたけど、私子供産めない。」

「年齢気にしてるの?」

「気にもするし、病院でも言われてるから、
もし欲しいんだったら、最初から遊びにしてほしい。」

「俺は色々な形があると思うから...気にしないって言ったら嘘になるけど、
入江さんがいなくなる方が嫌だ。」

「デブでもいい?
浮気しない?」

「気にもしないし、浮気はしない。
ついでに、浮気するやつは俺は信じられないから。
最後は何となくわかるよ。
うそはつかないから安心して。
入江さんも嘘はつかないで欲しい。」

「ともちゃん。」

「え?」

「友達とかみんなそう呼ぶから。」

「俺のことは...」

「繁ちゃん。」

「いい中年なんだけど?」

「嫌ならいい。」

「それでいいいよ。
いいけど、俺の友達の前で呼ばれるとちょっと...」

くすっと彼女は笑い一気にカクテルを飲み干し、
同じヘネシーを頼む。

もちろん水割りだが。