年下でもいいですか?

ちょうど11時になったので朋ちゃんにLINEする。
後30分でお昼だというので、薬を飲むようにだけ伝える。

ちょっと仕事が片付いてきたので、朋ちゃんの部署にお弁当をもって行く。

常に扉は開いているので、ひょこっと覗くと、
「すげー!」つい声が出てしまった。

「繁、ちゃん?」

「ごめん驚かそうとしたんだけど」

「どう、したの?」

「一緒に食べようと思ってさ。
でもこれ......見違えた」

「モップ、掛けたら、綺麗になったの」

「いやいや、変わりすぎだろ?」

「だろう?
良い部下を持ったよ」

「家政婦じゃねーよ?」

「わかってるよ。
今日は一日書類の仕分けしてもらってたんだけど、
朋ちゃん怖いのな...
こんなんじゃ、仕事できません!て啖呵切って、一時間みんな掃除させられた......」

近くの40代の男性が、今時いないよこんな子。
「要るものといならないものだけでも分けてください!
後は私がやります!
って言われてみんな仕訳したらこんなに綺麗になって。
あの子はすごいね」

「そんな、つもり、ではなくて......」

「いいんだよ。
おかげで仕事が早く終わるし、感謝してるよ。
俺も昼行くからこの席使ってよ」

「ありがとうございます」

席を貸してもらい、市川にも許可をもらいお弁当を食べる。
その間に市川に茶々を入れられながらも、
お弁当を堪能する。
帰りは持って帰るからと言われたので言われるまま渡す。