年下でもいいですか?

担当したものみんな呼んでくれと頼み、
一服しコーヒーを飲み干す。

デスクに戻り話を聞き、とりあえず長谷川と一緒に社長に会うことになった。

話を聞いていると、社長の方が納入日を早くと業者に連絡し、
業者はこれ以上は早くできないといい、揉めてこちらに話が来たと。
ただこれだけのこと、何で対応ができないのかなぁ?

こちらを通してもらっていなかったので、連絡がうまくいかなかったと言いきり、
今後について話し合う。
担当からはずされることはなかったが、もちろんあのバカははずされた代わりに、
長谷川が副担当となった。

話し合いと言っても、結局は愚痴を聞かされて終わりだったのだが、
あの社長はわがままで有名だが、会社にとってはいい取引先となるので、
取引がなくなったらかなりいたい。

こんな下らないことで駆り出されるのは久しぶりだが、
長谷川たちは吃驚しただろう。

社長を送り出した後、
「なぁ、あれ怒ってたのか?」

「最近なかったんだけどな、商品の売れ行き考えて焦ったんだろう?
あの人たまに愚痴こぼしに来るんだよ...
今回は担当変えろって言いたかったのかもしれない。
長谷川なら大丈夫だろ?」

「なぁ、もしかしてよく聞くクレーム王って...」

「そう。あの社長。
まぁ、俺がとった仕事だからいいんだけどさ、
部長は半泣き、課長は冷や汗ばかり。
当時は週に一回は来てたんだぞ?」

「今は?」

「あんまり来ない。
年だしな、入院してたときの見舞いなんて、
半日話に付き合わされた」