年下でもいいですか?

結構長く寝てしまったと朋ちゃんは謝ったが、
夜も薬でしっかり眠れるとのことだったので、
今は休む時期なんだよと、気にしないように言った。

10日間の間に生活のリズムを覚えないといけないな。
薬の影響でどれだけ寝てしまうのかもわからないし。
そんなことを考えながら、おでんを暖める。

朋ちゃんも手伝うと言ってくれたので、
お皿だけ運んでもらう。

テーブルに鍋敷きを敷き、鍋をのせる。

「二人だしコンロなくてもいい?」と聞くとうなずくので、
何がよい?と朋ちゃんに聞きながらお皿にいれていく。
大根にはんぺん、ちくわと柔らかいものが多い中、
牛スジだけは譲れないと一本だけとお皿にいれる。

以外にも上手にできたので、朋ちゃんも美味しいと言ってくれ、
ビールを飲みながらおでんを食べる。

食はまだ細いようだったが、大根自体がでかく切っていたため、
男の料理だと笑われてしまったが、お腹は一杯になったようだ。

食事がすみ、テーブルを片付けると、
リビングに焼酎セットが出される。

前と同じように作ってくれ、
美味しいよと飲む。