年下でもいいですか?

「10日の間に、病院もついていけるし、
公園も近いだろ。
リハビリに通わなくても、公園の散歩で十分て言われたから。

だけど、絶対最初から動きそうで怖いんだよなぁ」

「一応普通の生活で良いんだろ?」

「大きな音とかはまだダメらしい。
後は休み休みしながらの日常生活だな。

薬飲んだら休ませることとか...
色々あるから紙に書いて張ってある」

「そうか。
手伝えることあったら言えよ?」

「うん。

おい、この刺身うまいぞ。
お前食わないとなくなるぞ?」

ちょっと待てと言われながらも、
市川の分も少し食べ、ほろ酔い加減で店を後にする。

じゃぁ10日後になといわれ別れる。

家に帰ってもまだ寝るには早いが布団にはいる。
寒いので暖房はつけたが、1つだけ空いたベッドがなんだか寂しい。