沢山聞きたい事があったが、そこは流石というべきか、早速出掛けるぞと言われ、良く行くレストランへ。

ステーキにパスタにメニュー全部制覇する勢いで食べる。
もちろん、ムーにも肉。またブクブクになるなと思いつつ、折角なので俺も肉。
ユーリさんはのんびりサラダを食べている。

「やっぱりこっちの食事のが美味い!」

「まさか、その為に勝手に出てきたのですか?」

「当たり前だ!朝から晩まで、姫姫五月蝿い!元気だと言っておるのに!」

「僕心配したんだからね?」

「お詫びに沢山プリン買ってやる」

「ほんとー?カボチャがいいなぁ…」

「好きなもの買え。奏太、どの位稼いだ?」

「そこかよ!
全部弁護士任せ。会計士入れて税金対策もバッチリだって」

「あっちの客は?」

「売りきったあと、暫くり留守にしますって半年貼ったよ!」