天満堂へようこそ -2-

「良いのか?」と珍しく魔王が天王に聞く。

「決まりだ。送ろう」

「待て!やっぱり違う方法を……」

「結月、俺達は見送ると決めたんだ!俺達が次代の王になる。今見ないでどうする?送ってやるのもリアムの為だ!」

「それは非道だろう?」

「すまん……」
そう言いルーカスは結月の腹を殴り気絶させ、ユーリに預ける。

「お手間をかけました」

「結月にはキツイだろ?見るのは俺だけでいい」

「では始める」天王のその言葉で三つの魔法陣が合わさり、周りの色も変わり出した。

「これが狭間?」

「そうだ。我らが死した後開けれるものは誰もおらぬ。分かったか?ルーカス」

「あぁ」

送られる寸前見せたリアムの顔は笑っていた。