天満堂へようこそ -2-

「すまんが、ルーカスはまだ境界を超えれる状態ではないから私も残る。ユーリは奏太に付いててくれ」

「分かりました。何かお伝えする事は?」

「ない……」

では始める……と言われた後、2つ魔法陣が浮かび上がる。
一つはよく見る虹色、もう一つは黒い光と、赤い光が混ざったもの。
魔界独特の魔法陣だ。

「結月」

「母か、私は2、3日天界に厄介になった後ルーカスを人間界に送る。その後奏太を迎えにいくから……」

「心配しないでいいわ。結構元気よ?もう、お庭に出てムー君と遊んでるから。あ、髪も切っておいたわ」

「ユーリを連れ帰ってほしい」

そして魔界の王に向き直り、ちゃんとした王族の礼を取る。

「やめてくれ結月、ルーカスが弱かったのも原因だろう?」

「まぁな。甘くみてたのは確かだ」

「ほらな。落ち着いたら遊びに来るといい。ルーカスを頼んだ」

「わかった。材料集めだけ行かせてもらう事にする」