天満堂へようこそ -2-

「ルーカス……」

そう言い、顔を背ける。

「リアム、お前……腕が……」

「ルーカス、あなたとの時間も楽しかったですよ。本当に……」

「本当のお前は何処に行っちまったんだ?」

「どちらも私です」

それ以上掛ける言葉も見つからなかったのか、ルーカスは黙ってしまった。

「外界と遮断する。これをしてしまえば、こちらの声も聞こえず、あちらの声も聞こえなくなる。おっさん、いいか?」

「構わん、始めてくれ」

そう言われ無言で術をかけ、終わった後みんなで王の間に向かう。

「いつ狭間に行くんだ?」

「狭間だと?」

「そう聞いた」

「今から連絡を取る。そうすると、王が1度に集まる事になる。各々がそれほど長く天界に居られる訳じゃないから、狭間に送ったらすぐに戻ることになるが……」