天満堂へようこそ -2-

「父上、さすがに禁術は一晩では完成できませんでした」

「おっさん治療を......」

「せずとも良い。他に話さなければいけないことはあるか?」

「ありません。が、結月......私はあなたを愛していました」

「___!」

「リアムに口輪を!牢を再建する」

「まって、待ってくれ!」そう言い止血の魔法だけかける。

「結月退いていなさい」

近衛兵に後ろに連れていかれ、牢が再建するのを見る。
次は自分の番だ。

術を施そうとして一度やめる。

「さっきのは魔法が外に漏れなかっただけだ。内側に魔法が溜まり中途半端だから爆発したと考える」

「そうだろうな」

「今回は......どちらも出来ないようにするがいいか?」

「出来るか?」

一つ頷き魔方陣を展開させ、複数かけていく。
これで魔法は使えない筈だが、最後にルーカスには会わせてやりたい。
その事を告げると近衛兵が呼びにいってくれた。