天満堂へようこそ -2-

「あの子はまだ此方の事はなにも理解しておらぬ。言うも言わぬもルーカスと決めればよい」

「狭間は、時間が止まり永遠に腹も減らなければ年もとらないと聞いた」

「少し違う。年は取る。いつかはだが......いつからあるのか、どのように出来たのかはまだ分かっていないが、過去に出てきたものはいる。それも一人は1000年、もう一人は300年ほどだったが」

「で?」

「1000年生きたものは戻って直ぐに灰となった。最後の言葉は、今何年だ?と聞いてすぐだったそうだ。もう一人も同じことを聞いたらしい。300年いて一日ほどの感覚しかなかったと言っていたそうだ。その時の文献を書かせたが、今は幻界にあると聞く」

「一日で300年?」

「本当かどうかはわからんが、その者を知っているものからすると見た目もなにもかも変わっていなかったそうだ」

「時間が遅いとゆうことか。では、10日で3000年だと、もう私たちは生きてはいないだろう?」

「そうであろうな。王家のものはまだいるかもしれんし、結月達はもう少し生きるかもしれん」