天満堂へようこそ

城の図書室の本も殆ど読んでしまっていたが、
魔界での歴史なるものを読むのは面白かったので、来る度に読んでいる。

人間界から持ってきていたドッグフードをムーに食べさせ、
そのまま宴まで図書室にいることにした。

読み漁っていると、
ドガッドガッっと響くおとが聞こえてくる。

魔王か...

デカイ体を小さくしながら近くに座られる。

ムーンは後ろにかくれているが、抱かせてくれと言われて断るわけにはいかない。
そのぐらいは分かっている。

扱いは思ったより丁寧で、人間界の事を聞かれ答える。

「来たかったらこればいいだけだろう?」

「行くのはいいのだが、700年もたてば変わっているだろう?」

「まぁな。
電車や車、色んな便利なものができている」