天満堂へようこそ

本棚がいきなり回り、結月はそのまま反対側にいってしまった。
その後にはガシャンと音がし次に続く入り口も閉じてしまった。

「姫、聞こえますか?」と本棚を雑に叩く。

「あぁ、聞こえるが......」

「そこはどうなっています?怪我はありませんか?」

「あぁ。だがこちらは出入り口が有るにはあるが、普通の部屋になっている。ベッドもキッチンも冷蔵庫もある。そっちから押しても開かないか?」

「無理なようです。兵を呼んできます待っていてください。くれぐれも何かしようとは思わないでくださいね」

「わかったわかった。本でも読んでるよ」
走る音がしたので出ていったのだろう。
さて、どうするか。

本棚には本がある。
しかし、出入り口であろう扉が開けたくてしかたがない......が、情報も何もない。そう思い取り合えず本棚の本を読むことにした。