天満堂へようこそ

臭いなといいながも、うんちがあった場所に棒で図面を書いていくその上に腰のポーチから出したペットボトルの水をかけ、何やら呟くと凄い量の湯気が出て本が顕になった。

「ね、ねぇ。お水あったなら僕のオシッコ要らないじゃん!」

「これ面倒くさいんだよ。役に立ったからいいだろう?」

「ムー殿の」「ムーでいいってば」

「では、ムーさんのおっしゃる通りかと思いますが?」

「いいじゃないか。私は読むから先を見てきてくれ」

「行きましょうか……」

うん。とユーリと先を見に行く。

「しかし、凄い本ですよね。姫は全部読みたいのではないでしょうか?」

「閉じ込められちゃうよー?壁でしょ?」

「そうなのですが、あの性格ですから」

「うん」

15分ほど歩き、なん度も下に降りながら歩いていると一つの扉が見えた。扉の真ん中辺りにプレートがあり、答えを書けと問題も書いてある。一旦戻りその事をいうと、数冊読んだのか本が積まれている。

「この出てきた本全部読みたいんだが……」

「壁が崩れてしまいます」

「下ならいいんじゃないか?」

「本を踏んで歩かれるおつもりですか?」

「それもそうだな」と名残惜しそうに立ち上がる。