天満堂へようこそ

それを見て一言。
「ドワーフが何をしておる」

は?映画や本でしか読んだことがないぞ?
確かに小さいおっさんだったが。

「なんだこの穴は...」と魔法で塞ぐ。

「良くここまで掘れたな」

「堅いのなんの...」

「何かようか?」

「やはりここは天満堂であってるのじゃな?」

「そうだ。客なら事務所へ来い」

そう言って無理矢理にも見えるが首根っこをもって事務所に引っ張っていく。

ソファーに座るも小さすぎて笑えるが、一応お茶を出す。
湯飲みがでかく見えるぐらいだ。

いつものように記入してもらい結月に渡す。

「ドワーフ。強化剤?なんの強化剤がほしい?」

「今、岩城を築いているんだが、堅くて掘り進めなくてな。
ドワーフは鍛冶職人とは今はもう名ばかり。
王の墓を作るのにどうしても先に進めん。斧など作る際の強化剤がほしい。」

「あるにはあるんだが...
お前たち何処に作っている?」

「俺たちは幻界のものだ。
今までは魔界の境目にいたんだが、新しく掘ってるのは幻界の隅。
誰にも介入されないだろう?」

「ならいいんだが、境目に何かあったのか?」