天満堂へようこそ

事務所に入り、誰だかわからない客を待つこと一時間。
玄関のブザーがなったのでなかに招き入れる。
どう見ても普通のおばさん。
どの住人なのかさえわからない。

こちらへどうぞとソファーを進め、あらかじめ用意されていた用紙に記入してもらう。
見たこともない字が書き連ねられているが、なぜだか読める。
もしかしたらいろんな薬を知らない間に飲まされているのかも...
と考えると納得が行く。

魔界からの材料だと言われたものを確認していく。

魔とかげの尻尾。
魔草。
魔界石

記入してもらった用紙に材料と量を書き込む。

「えっと、魔通貨でよろしいんですよね?」

「ええ。」

「では、魔とかげが100グラム2万円、魔草が一キロ5000円、魔石が50個なので5万円。
75000魔通貨で」

「いいわよ。
オーナーに言っといてちょうだい。
魔草はまだあまり取れないから今度から少し値をあげてって」

「伝えておきます。
ありがとうございました」

魔通貨を渡し玄関まで見送る。