天満堂へようこそ

「実際、リアムも朝に感じているはずだ。自分の微笑みで惑わない奴がいるなんて思わなかっただろう?」

「バレてましたか。
わざとではないのですが、私が微笑むと一瞬でも魅了されてしまうのですが、奏太君には効きませんでしたね」

「あ、あの時の…」

「気づいてたのか?」

「なんか変な感じはしたけど…」

「ちょっといいか?」とルーカスがおもむろに立ち上がったと思ったら、いきなり顔に手を翳されめまいに襲われる。

「やめろ!」

バケツの水をかぶったように頭から身体中凄い汗と動悸。

「な…なに…するんですか…」

「話すな。眩暈は?」

頷く。

「吐き気」

ちょっとと指で隙間を作る。

「動悸」

2回頷く。

薬品庫に結月が向かう間、リアムがルーカスに文句を言っているのはわかったが、頭がクラクラするので何を言っているかまでは分からなかった。
その後結月に薬を飲まされ部屋のベッドでムーと眠ってしまったらしい。