天満堂へようこそ

その後ルーカス達も降りては来たが、移動ができないと愚痴をこぼすばかりで、男には興味が無いようだった。

「おい、帰るぞ」

「でも…」

「姫、事務所で待たせてもらう。
事情が聞きたい」

「構わん」

思ったより足がガクガク震えていたため、
ルーカスさんに担がれ事務所のソファーに寝かされる。

「あの…」

「あれは鎌鼬(かまいたち)だ。風だったからよかったものの、鎌なら怪我してたぞ」

「ですが、あれはいたずら好きと聞いています。
姿を見せてまであのような事するでしょうか?」

「コイツからは美味そうな匂いがするからな」

「あの!なんすか?美味そうとか匂いとか。
俺臭いですか?」

「あー、すまん。意味が違う。お前はなんだ…えーっとだな。」