天満堂へようこそ

「ムー、あまり近づくな。
火傷するぞ」

「暖かいのでつい。
さっきの子帰っちゃいましたね」

「あぁ、あれはいいんだ。
奏太入ってこい」

「はい...」

同じミルクティを奏太にもだし、一から記憶のことをきく。

「ずっと忘れてて、でも、なんだか頭にもやがかかったような感じで、
昨日はっきり思い出したんです。
弁護士さんにお願いしてばぁちゃんの家売って、どうなったか昨日見に来たときに」

ありえん。
今までかけた術がこんなにも容易く解けることは今までにない...

「ちょっと悪いんだが、服を脱げ」

「はい?」

「診察のようなものだ。
医師免許も持っておる!」

上半身裸にし、触診をする振りをしながら気の流れをたどる。