莉奈がそこまで私を想っていてくれているなんて知らなくて…
私の方が泣きそうになってしまった。
「……それにね、結希
私が暁斗にコクられたところも見てたらしいの。
だから結局、私を一人にしたかっただけだとおもう。
私から桜子を引き離して、私に桜子を傷つけさせれば快斗も離れる。
結局、暁斗に好かれてた私が憎かっただけなんだと思うの。」
「……そっか。」
…でも、池田さんは莉奈の友達じゃなかったの?
そんなことで友達じゃなくなるの?
そんなことで……
「桜子ちゃん!パトカー来たよ!」
「あ、うん!
莉奈、行ける?大丈夫?」
「……うん。大丈夫。
桜子ありがとね、本当に。」
そういって莉奈は一人で歩き出した。
「俺がついてくから。
桜子ちゃんはちゃんとおうちに帰ってね。
また連絡する。」
そういって、快斗もパトカーへ乗っていった。
「じゃあ、桜子は今日誰とかえんの?」
「ゆっきーさん。」
「はは、また俺か。
じゃあ帰るか。花火はまた今度な。
そういう気分でもないだろうし。」
「うん。
…じゃあ、お先に…った!
な、なに……」
なぜか、私はまた黒崎くんにデコピンされた。
「元気出せ。」
「……うん、ありがとう。
じゃあ、また。」
「おう。」


