暴走族に恋をする。




制服のシャツの袖を軽く折り、チラッと見える腕首に、ひとつだけキラリと光るものが私に装着された。

快斗の手首にもついてるあれと、同じものが。


「……アクセサリーなんて久しぶり…」


「俺が1個ずつ増やしていくからいいよ。そのままで。」


「別にいいよ?」


「やだ。俺のだって証拠をいっぱいつけてやる。」


「はは、なにこれ。」


証拠って。証明でしょ?
言葉選び間違ってるよ、たぶん。


「……まじで笑顔は犯罪級に可愛い。」


「…はいはい。」


それより早くご飯食べよ。映画に遅刻しちゃう。


「ね、桜子ちゃんは俺が暴走族でよかった?」


「よくはないよ。やめられるならやめてほしいくらい。
でも、反対はしないよ。
快斗が誇りに思ってるの、知ってるから。」


というか、みればわかる。
本当に好きなんだと思う。ブラスパというものが。