漆黒に佇む一輪の華

その言葉を聞いたみんなの目の色が変わった





悠里はハッとしたような顔をしていてまるで何かが繋がったような





悠「滝沢組...そうきたかぁ」





悠里が小さくボソッと何かを呟いたが聞き取れない





亮「クソッ....どうなんだよ悠里」





悠「違うって言ったら…?」





悠里も今にも泣きそうな顔をしてそう答えたが俺は悠里のことを信じず責めてしまった





そしたら悠里は





悠「そっか...さようなら みんな」





と今まで聞いたこともないような低い声で言った悠里に少しばかり恐怖を覚えた





穂「なんで滝沢組と組んで朱羅を潰そうとしたの..」





悠「なんで?特に理由なんてないよ...強いていえば暇つぶしってとこかな」





振り絞るように返事をした悠里はどこか辛そうででも真っ直ぐこちらを向いていた





悠里のその目にはもう光なんてなく





あるのは絶望や憎しみ




悠「それじゃ私はこの辺でさようなら..朱羅の皆さん」





そう言って悠里が屋上から出ていく姿を俺たちはただ呆然とみているだけだった