俺にだけは、素直になれよ。~幼なじみとヒミツの同居~




そして、数分後。


ようやく、焼き上がった特盛のお好み焼き。


ソースの香ばしい匂いが私の食欲をそそる。


みんなで、“いただきます”の挨拶をして、さっそく熱々のお好み焼きに箸を入れる。



「生地、ふわふわ」



美味しくて、箸が止まらなくなっちゃう。



「だな」



私がもらした声に反応してくれたのは、隣に座っている大地だ。


私たちは、目が合うとお互いにふっと笑った。



大地と美味しいものを食べて、美味しいと言える幸せ。


大地が隣にいてくれる幸せを噛み締めながら、私は熱々のお好み焼きを堪能したのだった。