大地が家を出てからしばらくして、私も戸締まりをして出発する。 すると、大地は少し歩いたところの曲がり角で塀に持たれかかりながら私を待ってくれていた。 大地って、遠目からでも目を惹くな……。 そんなことを思っていた、そのとき。 私に気づいたのか、こちらを見た大地と目があった。 「……っ」 その瞬間、ニコリと優しく微笑えまれて。 その笑顔に胸がときめく。 「じゃ、行くか」 「……うん、」 時間差で家を出て、こうして待ち合わせて一緒に登校するなんて新鮮すぎてドキドキする……。