──あれから、どれくらいの時間寝ていたんだろう?
目を覚ますと、カーテンの外は真っ暗だった。
頭を起こそうと、体を動かしたとき。
おでこから、何かがストンと落ちた。
拾い上げると、それはぬるくなった濡れたタオルだった。
それに、薄暗くて全然気づかなかったけど、私のベッドの端には自分の腕を枕にして大地が眠っていた。
「……っ」
な、なんでこんなところに大地がっ!?
まさか、大地がいるなんて思わないからビックリしたじゃないっ……。
でも、もしかしたら、私を心配してそばにいてくれたのかな?
そんな都合のいいことを考えてしまう。
この濡れタオルも、きっと大地がしてくれたんでしょ?
「…………」
大地の可愛い寝顔に、余計に胸がキュッと締め付ける。



